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                   レイカディア大学 草津キャンパス               


地域文化学科44期へようこそ



基礎講座 2学年後期(2024年4月~同9月)


クラス紹介 基礎講座 選択講座 地域活動 大学祭 交流会 課題学習 その他


1.2024年4月~9月

開催月日 時間帯 講師 講義内容
2024年4月12日   授業前  ――  <事務局職員さんの紹介>
4月は定例異動の時期、レイカディア大学事務局の職員さんにも異動があり、紹介がありました。


 
午前 滋賀県消費生活センター 相談員 テーマ:「高齢者を狙った悪質商法」

悪質商法に関して消費生活センターに入る相談件数は年間で約87万件、被害総額は6.5兆円にも及ぶとのこと。先入観で事実を見間違えることがあるとの説明でした。

特に高齢者への悪質商法被害は後を絶たない状況。被害を防ぐには、普段から心の準備が必要であり、悪質商法の手口を知っておくことが重要とのことでした。

レイカディア大学の3名の方々が悪質商法に関する寸劇を面白、おかしく実演されました。

 

午後  日本看取士会
看取りステーション
滋賀「たんぽぽ」所長

西河美智子先生
 
テーマ:「未来へつなぐ命のバトン」

看取り士の仕事として本人の願いを叶えたい、自宅で安心して暮らしたい、これで良かったと思える看取りをしたい、などなど病人、老人に寄り添った看護を実践しているとのこと。
自宅、病院、施設どこでも一人でも家族で一緒でも元気な時から相談が可能。
優しい見守りがあり、安心して自由な暮らしを続けることができるとのことです。

途中、看取りに関するビデオが約25分間放映された。18年前に開所された看取りステーションでの実話とのこと。

 

4月19日(金)  午前  びわ湖環境学科
第39期卒業生
一色実先生
テーマ:「出会いを活かす」 ~クラスの絆をいつまでも~

レイカディア大学への入学、学内での友人たちとの出会い、共に取り組んだ課題学習やクラブ活動、卒業後の大学との関わりなど、自身が体験された学校生活について紹介されました。
 講義の内容は単なるできごと紹介ではなく、フラットな出会いから仲間ができ、その中から自由な発想で気心の知れた仲間と課題に取り組むことができた楽しさ、充実感に関する内容でした。
 卒業後の社会参画も必要であり、そのためには地域活動(ボランティア)を在学中に取り組んでおくとよいとのことでした。
 また、クラブ活動を通じての仲間づくりも大事であるとし、各クラブの活動概要も紹介されました。

 

午後 クラス会 本日のクラス会では以下の用件について報告、協議がなされました。

1.各部会報告、連絡
 ①大学祭実行委員会
  今回の展示は、課題学習内容、郷土料理かるた、カロムゲーム、大正琴などを検討
 ②課題学習委員会
  冊子表紙のデザイン、発表会での発表時間などについて報告
  報告書中で利用する資料、写真に関しては著作権、肖像権について議論
  法律の理解は難しいものの、何に注意するべきかクラス内部で協議できたことは良かったと思います。
 ③交流部会
  春の日帰り旅行会の会計報告、ニュースポーツ大会の概要について報告
 ④会計
  令和6年3月までの会計について報告

2.観光ボランティアガイド、各グループでの打合せ
 6グループに別れ、予定されているガイドのプラン作り、スケジュール確認などが行われました。

5月17日(火) 午後 冨田人形共有団 5月17日(金)13:30より、長浜文化芸術会館にて「冨田人形浄瑠璃」を鑑賞しました。

 



「冨田人形」の歴史は古く、江戸時代に遡ります。
天保6年(1835年)、興行に来た阿波(徳島)の人形芝居の一座が、北冨田の地で雪のために興行が開催できず、帰りの旅費を得るために人形をおいていったことに由来するとのこと。
明治7年(1874年)、には滋賀県の興行許可を受け、独立。昭和32年(1957年)8月に滋賀県無形民俗文化財に選定されています。(人形浄瑠璃冨田人形パンフレットより)

まずは、人形の仕組、3名で人形を操る分担とその方法、などについて説明を受けました。
 

次にスピード感あるユーモラスな「三番叟」、
 

 

太夫三味線と人形が
演じる「傾城阿波の鳴門」の舞台を鑑賞しました。
 

 

 



物語が進む中で、その内容に感動し、すすり泣きをされる方もおられました。
初めての体験でしたが、筆者もたいへん感動しました。

人形浄瑠璃の保存と継承が脈々と地域の中で行われている姿はとても素晴らしいと思いました。

5月31日(金)  午前 ファイナンシャルプランナー/社会保険労務士

小野みゆき先生
テーマ:「出会いを活かす」 ~クラスの絆をいつまでも~

人生100年時代、お金を上手に使うために
学習した要旨は以下の通りです

・家計簿をつくろう
・キャッシュフローをつくろう
・社会保険料の実態について
・NISA、IDECOの仕組み、メリット・デメリットに関する説明
 資産に対する考え方を見直す機会にしたいと感じた。

 

午後 サポートの会の皆さん  テーマ:「レイ大の危機を乗り越えて」

サポートの会代表の方からレイ大の存在に関わる、経過の話をお聞きし、打開策として打ち出されたサポート隊につき説明頂いた
サポート隊の各部会長より6の部会の活動紹介、部員の募集説明を受けた。
非常に苦労されてレイ大存を成し遂げられた先輩に、敬意を表します。

 

 

6月14日(金)  午前  同窓会
サポートの会
えにしの会 
テーマ:「卒業後の活動に向けて」

サポートの会・えにしの会・同窓会の それぞれの活動状況の発表と、会員募集の用紙が配られました。 卒業後に自分たちが何かレイ大に協力できることがないか、後輩のために手伝うことがないか、そして 自分たちもお互いに繋がり、楽しむことを見つけるためにも、入会する必要を感じました。

 



午後 滋賀大学教育学部
教授
 神部 純一 先生 
テーマ:「高齢期をもっと豊かな時期にするためにⅡ

1はじめに
 豊かに生きるための鍵は「生涯学習」にある

2.エイジングと生涯学習
 ・アンチエイジングという考え方
  ⇒ 今の自分を否定し、過去の自分にすがろうということ

 ・『風姿花伝』にみるエイジングの考え方
  ⇒ 生涯学び続けること「時分の花」と「まことの花」
     そして「初心を忘るべからず」のおしえ

 ・エイジングとは
  ⇒ 生まれてから死ぬまで続く「身体的」「社会的」「心理的過程」
を含んだ人間の成長のプロセス
     そこには常に「獲得」と「損失」を伴う

3.社会参加のススメ
 自らの知識や技能が必要とされ、役立っているという実感は、高齢者の有用感生きがい感を高める

4.フレイルの予防には、人とのつながりが重要
 栄養 ②身体活動 ③社会参加 3つとも継続的に日常生活に取り入れること

5.社会参加は仲間作りから ⇒ 生涯現役を目指して

以上の講義により、「生涯学習」「社会参加」の重要性を知り、私たちがいつまでも健康で、人生を楽しく生き生きと送る方法を学びました。

 

 
6月21日(金)  午前  児童文学作家

今関 信子 先生 
テーマ:「面白がって生きるコツ」

・先生の独特なイントネーションと言葉遣いで大変楽しい授業であった。
・生きる力を信頼し、可能性がある限り諦めないこと(1997年、ナホトカ号座礁事故により、越前松島水族館から須磨へイルカ親子を移送する話より)が、大切であり教訓である。
・面白いことはあらゆるところに転がっている。それに気づくかどうかがカギとなる
~なるほどと思った。

・仰るように、自分を褒めながら楽しむことをモットーに出来たら幸せになれそうに思います。

 

午後 彦根市立病院
緩和ケア内科部長

黒丸 尊治 先生
 
テーマ:「心の治癒力を引き出す」

〇今の医療の多くは身体をみるが心はみない、心と身体が切り離されている。
 人間には身体も心にも自分で自分を治す力がある。本来持っているその力を引き出すことによって調子 がよくなり治癒することがある。
 「病は気から」「気の持ちよう」といわれるが、そういうことではなく、前向きな気持ち、明るい気持ち、感謝
 の気持ち、強いい気持ち、幸せになりたい気持ち、うれしい気持ちをどのようにして引き出すか、知らず知
 らずの間にその気にさせるかが問題。

〇本来は効果のない偽物の薬であっても、患者が本物と思い込むことによって、症状が緩和、改善回復
 したりするというプラシーボ効果も心の治癒力の大きな力を示している。

〇これらのお話はまさに「目からうろこ」。
 いくら医療を受けても限界があり、よくならないこともある、よくなったとしても医療だけではなく自分自身の 治癒力が大きな力を果たしていることもある。
 老化により頭や身体の機能が徐々に低下していく高齢者にとって、医学も医療も万能ではなく、あてに
 しすぎないこと。
 過剰な医療や薬、サプリに頼り切らないで、バランスのとれた食事、十分な休養と食事、適度な運動と
 気分転換、量より質の気の合う仲間との交流、うれしい、楽しい、ほっとする気持ち、喜びや幸せなどが 病気の予防に大きな役割を果たしていることを再確認しました。


 

 6月28日(金) 午前 クラス会  本日、午前の授業はクラス会

郷土料理のカルタ作り、課題学習の大学祭掲示用パネル作りなど各グループ内で擦り合わせが必要な項目について確認し合いました。

確認した内容は以下の通りです。


①学園祭用郷土料理カルタの確認

 

②学園祭用 展示スペースと役割についての案内

 

➂課題学習について、グループ内最終確認

午後 たかしま災害支援ボランティアネットワーク

「なまず」代表
  太田 直子 先生

テーマ:「備えと構えで減災目指す」

本日、講義された内容は以下の通りです。

 ①防災・減災・命の話
 ②備えと構え そして避難のすすめ

 ➂災害時に命を守るための Q & A
 ➃防災と言わない防災活動のすすめ
 ➄新聞紙で作る避難所グッズ スリッパと防寒帽
 ⑥数え歌で高めよう防災意識

災害時に命を守る Q&Aは とても楽しく、日ごろ思っていたことが間違っていたり、変化していたりで、新たに納得しました。

新聞紙で作るスリッパや防寒帽の作り方を、いつまでも覚えておきたいと思います。

日常的に防災・防災と頭から言わないで、全員参加で楽しく集まれるイベントを開くことが大切だと教わりました。

 

 


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